佐倉鶯の日記

新米論者の私佐倉鶯が役割論理やポケモンまたその他やってるソシャゲや他ゲー、アニメや漫画などについて考えてることあったことなどをつらつら書き綴っていくだけのブログです。ヤロテスタントチョッキ容認派のガチャピンです。

今シーズンのヤャラランガについて

私はヤャラランガ依存症と言っていいレベルに毎シーズン使う構築にヤャラランガを組み込んでいたのですがどうも今シーズンは刺さりが宜しくないように思え組み込んでおりません。その理由を考察していきたいと思います。

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1.ジャラランガの性能
2.ヤャラランガの所感
3.これまでのシーズンのヤャラランガ
4.今シーズンのヤャラランガ
5.結論

 

1.ジャラランガの性能

種族値:H75A110B125C100D105S85

いわゆる600族ですね。また600族の恥との通称もあります。まあ実際環境に居ない上に環境上位に勝てないのでそう言われても仕方ない部分はありますけどね。ミミッキュには何も出来ませんし。火力も高いとは言えません。(まあこれに関してはドラパルトもそうなのですがドラパルトはSも早いですしアタッカーというよりは遊撃部隊という感じですし問題ないところはありますね。Sが高い分耐久に努力値をまわせるというのもありますね。)またわざわざドラパルトやエースバーンをおしのけてまで構築に入れるようなポケモンでもないです。個人的にジャラランガは好きですが好きだからこそわざわざ構築に入れる性能を持ってないと言い切る必要があると思います。活躍できないポケモンを愛と称して構築に入れるのは論理がDVをしてる人間と同じことに気づいてください。別にバトルだけがポケモンを愛するフィールドではないです。ドラパルトであったりエースバーンが使えるのなら使う意味はないとしか言えないポケモンです。

 

2.ヤャラランガの所感

先程弱い弱いと性能に関してこき下ろしましたがそれはあくまでもエースバーンやドラパルトを使えるプレイヤーの視点。エースバーンもドラパルトもヤケモンたり得るスペックは保持していません。つまり役割論理においてはドラパルトもエースバーンも構築に入れられないのです。(一応ドラパルトは耐性が優秀な為ヤケモン落第生という立ち位置で入れられないわけではないですがやっぱりネックは火力です。)また環境にはポリゴン2ハピナスなどがおり高火力格闘技をタイプ一致で打てるポケモンは必要です。そして格闘ヤケモンの中でこの2体に安定して出せるヤケモンがヤャラランガなのです。ズルズキンはちょっと火力が低いですし、ウーラオスはDが低すぎてお話にならないところがあります。この辺りはヤャラランガの強みだと思います。またこのポケモンの耐性は優秀でギャラドスの苦手なポケモンを役割対象としているため非常にヤャラドスと組み合わせやすいです。ぶっちゃけやっぱりこれが一番の強みと言えますね。ヤャラランガは軸にはなりませんが非常優秀な相性補完枠なのです。そして大きな弱点であり強い点でもあるトゲキッスを非常に強く呼ぶということがあります。このヤケモンは有利不利があまりにもはっきりしています。ロトムなどには悪巧みされようが後出しできるレベルの有利です。そのためロトムジャラランガ対面を作るとほぼ確実にトゲキッスに引いてきます。トゲキッス交代読み役割破壊がとても決めやすいポケモンなのです。このためヤャラランガは相当優秀なヤケモンだと思われます。

 

3.前シーズンまでのヤャラランガ

やはり圧倒的対ポリ2性能であったりキッスを呼んで役割破壊、最強ヤケモンの一角ギャラが弱いロトムを安定して受けられる、エースバーンゴリランダーのキョダイマックス解禁によるミミッキュの減少などにより環境上位に何も出来ないように見えて環境上位に滅茶苦茶刺さり、またギャラドスの補佐をこなせるという単体性能もパーティ構成員としての性能も高いヤケモンであったように思います。実際ヤャラランガを使ってる論者の方はそこそこ多かったように思います。また鎧の孤島にてゲットした新技スケイルショットを唯一使いこなせるポケモンのようにも思います。ジャラランガはB種族値が高いためB下降のデメリットを大きく思う方も(異教徒の中には特に)多くいらっしゃいますが実際打ち合いをする役割対象はロトムやポリ2、ハピナスであり、Bよりも圧倒的にDの方が重要なんです。そのためスケイルショットは連続技でタスキ貫通するだけでなくS上昇効果もあるというデメリットなしの技だったんです。そのため選出機会はあまり多くはないが選出すればしっかり仕事をこなす職人のようなヤケモンだったように思います。

 

4.今シーズンのヤャラランガ

ぶっちゃけ厳しいです。やはり採用理由の大部分を占めていたギャラとの相性であったり対ポリ2という要素がギャラドスポリゴン2出禁により無くなったことが大きいです。ジャラランガにとって逆風であったミミッキュやドラパルト、トゲキッスが出禁になりはしましたが一方でパートナーであるギャラドスや役割対象のポリゴン2がいなくなったことの方が大きいように思います。確かにヤャラランガは現環境でもロトムを雑に受けることはできます。しかしそのロトム受けはポリゴンZが受けられるチョッキヤヤダルマなどの汎用的な特殊受けヤケモンで12分であるのです。わざわざロトムを受けるということを考えなくていいのです。むしろパッチラゴンなどに弱いため使いづらい印象があります。やはりギャラドスが使えない環境というのがこのヤケモンにとっては大きいようです。シーズン始まる前に考えてたよりも大きかったように思います。

 

5.結論

厨ポケ禁止の2ヶ月はヤャラランガにとっては氷の時代なんじゃないでしょうか。やはりギャラドスがいないというのが大きすぎます。環境にギャラドスが多くまたそれをメタる為に多くいた電気が単純に減るわけですからね。ロトムに関しても別にわざわざ対策するようなポケモンではなくなりましたしね。ヤャラランガは厨ポケがいてこそ輝くヤケモンだと思います。今後ロトムが大増殖すればまた話しは変わりますがまあやはりギャラドスたちが帰ってくる新シリーズまで待っていた方が良さそうです。まあ冠の雪原でマッシブーンランドロスなど優秀なヤケモンたちが帰還してヤャラランガの肩身が広くなる保証もないですが…