S17結果報告

こんばんはさくらです｡S17は個人的に最良の結果を残せたので記事を書かせて頂きました｡竜王戦環境に本腰入れて挑んだのは初めてでとても楽しかったです｡

1.使用構築､構築経緯

こちらが今回使用した構築になります｡今回のパーティのコンセプトとしては積み構築偽装パです｡まずなぜこの構築を使おうと思ったかと言いますと､S16終盤禁止伝説にリボンをつけている時物理ゼルネアスがかなり刺さり面白かったためS17は頑張ってゼルネアス構築使ってみよう､という運びになりました｡ゼルネアスといえばジオコントロールです｡そのため基本的にゼルネアス軸の構築は起点要因＋ゼルネといった形が多いです｡そしてジオコンを意識させればさせるほど物理が刺さると考えパーティのポケモンとしてゼルネアス＋起点偽装要因が確定します｡また私は元々役割論者なので使いやすいようにヤケモン適正のあるポケモンで耐久振りS無振りフルアタ火力特化ポケモンでパーティを固めました｡ほぼヤーティなのですがナットに突撃チョッキは役割論理ではありえないのでヤーティではないという形になります｡そのためかちょいちょいじゃれつくやハイドロポンプなどの命中不安技を外します()｡S17最終盤使っていたこの構築ですがこれは4月20日辺りに大幅に組み替えたパーティとなります｡最終的に起点偽装要因として眼鏡ドラパを使っていたのですが､ドロポンは外す､火力は足りない､と微妙な感じでした｡ドラパをラティに変えた転機は朝霧笑顔氏主催のヤーティ杯に参加した､というところです｡この大会の環境考察をしている時に､ラティオスのメガネ流星群がH252サンダー確1であるということを知り､そこからダメ計を回すとカバルドンやランドロスなどのポケモンも波乗りで確1にできることなどを知り､またサンダーの一番メジャーな型がHBであったことからラティオスを採用するに至りました｡またこのパーティの悪枠は元々サンダーを見るためのバンギでしたがラティでバンギを見る都合上バンギが必要でなくなり､別の悪枠を用意できるようになりました｡ドラパを抜いてラティオスを採用した関係上このパーティは非常にメタグロスや日食ネクロズマが重たくこれらをワンパンしうる一撃ウーラオスをバンギの代わりに採用することになりました｡ドラパを使用していた時重たかったこの鋼エスパー勢を見れるようになったのは非常に大きかったです｡また元々はゼルネアスはハチマキで運用していましたがH252日ネクを一撃で倒しうるようにしたかったため一撃ウーラオスにこだわりハチマキを持たせたかったということもありゼルネアスは余った道具枠の達人の帯を使うことになりました｡マンダは対エスバ再安定且つ威嚇要因であり抜く意味が分かりません｡チョッキナットレイはカイオーガ､ミミッキュ対策で､抜いたらカイオーガで詰みます｡ファイヤーはザシアン対策ですね｡ザシアンピンポではありますがザシアン見れるということに価値があるため採用しています｡

2.パーティ詳細

1.ラティオス

控えめHC252

メガネ持たせて流星群してるだけでH252サンダー飛ばせるヤベー奴｡技は一致最高火力の流星群､特殊受け意識のサイコショック､ナットレイ意識のマジカルフレイム､ランドやカバなどのステロを巻いてくるポケモンへ刺せる波乗りです｡冷ビでもいいのですが波乗りの方がPPが多いので波乗りを採用｡役割対象はHBサンダー､カバルドン､ランドロス｡特にサンダーが見れるのはとても大きいです｡またC130特化メガネの高火力は脳みそ溶けます｡結構雑に扱っても強いです｡役割論理の王の名前はだてでは無いと感じされる強さでした｡とにかくHBサンダーと1点読みしていいレベルでHBサンダーが増えていたことが大きかったです｡環境のおかげで使えました｡またドラパやボーマンダでは地面への遂行技がハイドロポンプで常に外しの心配が付きまといましたがラティオスは波乗りで外さないのも評価点高いです｡

2.ゼルネアス

意地っ張りHA252D4

軸となる禁止伝説ポケモン｡物理型でジオコン型でもないというド変態の地雷｡ラキハピナットを誘って頃せます｡まぁ仮に臆病パワフルハーブジオコンゼルネで相手のナットがHD特化でもナットで受けるのは無理なんですけどね(C2↑気合い玉が超高乱数1)｡まず警戒されません｡またジオコンの圧力があるので有利対面であっても相手に交代させない強みもあります｡このパーティとにかくウーラオスが思いですがタイプ的にウーラオスにガン有利でありウーラオス受けを考えなくてもいいという利点があります｡また､普通は特殊型でありウーラオスもカウンターとかしてこないためカウンターを警戒する必要がないのも使いやすい点でした｡またタイプがフェアリーであり禁止伝説に多いドラゴンタイプに有利なのも評価点です｡まぁトップメタ禁伝のザシアン､日ネク､カイオーガにクッソ弱いですが…役割対象はドラゴンタイプ､ウーラオス､ホウオウ､水地勢｡

3.一撃ウーラオス

意地っ張りH220A252B36

あへあへ暗黒強打マン｡ハチマキ暗黒強打受けられるポケモンはほとんどいません｡本当に圧倒的な受け崩し性能です｡耐久を確保しているため白バドがA1上昇珠とかでもダイマの打ち合い勝てます｡ゼルネアスの宿命鋼が重いという問題もこのポケモン1匹で片付きます｡本当にゼルネアスと組むためのポケモンという感じでした｡

4.ボーマンダ

控え目H68C252残B

いつものエスバ受け。Bに振って威嚇する動きがシンプルに強い。ダイジェットによる捲り、ダイストによる暴風必中化、ハイドロポンプの火力上昇など強いとこ盛沢山である。役割果たした後も雑にザシアンに投げるときのクッションにして受けやすくしたりと弱いところのないポケモン。弱点は特殊耐久だけ。

5.ナットレイ

勇敢HA252D4最遅

今期使ったパーティがヤーティじゃなくなった元凶。流石にチョッキナット使ってヤーティは名乗れません。役割対象は特殊ポケモン。一応対面なら死に出しつまりCを一段階上げさせた状態の黒バドレックスにも殴り勝てる。そのくらいチョッキが強かった。カイオーガをH252であってもこちらに有利な乱数で持っていけるあたり攻撃性能もやっぱり高いポケモン。そして滅茶苦茶挑発を呼ぶ。特殊耐久がHDと変わらないため耐久を見て陰キャ読みされるのも大きい。A92とは思えない火力である。やはり技威力は正義。

6.ファイヤー

控え目B244C252H12

ザシアンピンポ。アホほどザシアン湧いてたのでザシアンピンポでもそこそこ選出した。もし仮にザシアンを倒せずとも炎の体ガチャがあったため相当ザシアンに強かった。噂に聞くHDザシアンすらワンパンにする高火力、A特化ザシアンすら高い乱数で2発耐えられる耐久とザシアン相手にかなり活躍した。

3.感想

非常に楽しい環境でした。ずっと目標にしていた最終4桁も取ることができそうですしまぁ及第点は上げられる結果だったんじゃないかなと思います。悔やむべきは最終日、最終日前日に順位を溶かしてしまったことですね…とはいえ終盤で瞬間3300位くらいをとれていたので実力がもうちょいあればもっと勝てたかなと思います。またこのパーティが非ヤーティであるために、ちょいちょいじゃれつくを外し負けるということもあり、やはり物理ゼルネの厳しさも感じました。来期こそは4桁前半～3桁目指していきたいです。